雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇二一年葉月二十一日

日本中を覆ったオリンピック後の豪雨、被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
故郷の島根県もかなり被害が出たようで・・・。
松江の実家は、裏が川なので心配しておりましたが、なんとか持ちこたえたよう。
子供の頃は、何度か床上浸水していたのですが、今は宍道湖の治水工事も進んでいて、なんとか被害は最小限に収まっていたようです。

コロナ禍におけるオリンピック開催、緊急事態宣言のあれやこれやで、政治不信が叫ばれておりますが、有事における行政には、やはり期待するしかありません。
入院中、医療、保険制度のありがたさには本当、沁みましたよ。
こちらも、ちゃんとしなきゃなあ・・・。

コロナで外出はできるだけ自粛。
退院後の、この身としては、感染はもちろん怖いですけれど、鬱々としてしまうのもいけません。
気を紛らわして・・・というわけでもないのですが、家の中をなるべくキレイに・・・ということで、断捨離中!! ごちゃごちゃの書斎の整理に追われています。
読まなくなった本などは、思い切って処分!!
不要な書類も山ほどあって、どれほどの場所を占めていたことか!!!!
愛着のある書籍は、大切にしておりますが、お片付けは精神衛生上も良いみたい!!??
ギター周りの機材なども、使わなくなったものが結構あります。

本も整理したし、時間がある今だからこそ、読書など、有意義に過ごさねばもったいないですね。

できることから少しづつ・・・とスタジオに入ったりの、音楽の作業以外にも取材など。
ライブや朗読などの生の舞台は、再開までには、まだ、もう少し時間がかかりそう。
それほど、体力、集中力が必要なことも思い知らされています。

まだまだ、これから!!・・・と、再スタートのつもりで走り出した還暦でしたが、気がつけば60代を折り返して、ダウン!!
あらためて体のメンテナンスをしっかりと行い、これからが、本当の再スタートとなりそうです。

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★家に篭りがちだけど、野上眞宏さんの写真展「ゆでめん」へ!!


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★はっぴいえんどファンとしては、是非ともこの目に焼き付けておかねば!!


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★写真展は渋谷のギャラリールデコにて。渋谷はすっかり変わってしまいました。


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★初めて聞いた時の衝撃と言ったら!!!15歳の自分の耳は正しかったぜ。


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★はっぴいえんどのドラム、作詞家の松本隆さんの現在の拠点は神戸や京都。
京都のホホホ座という本屋さんのネットショップで入手した松本隆さんの言葉が綴られた本。
装丁も素敵、京都在住の山下賢二さんが松本さんから聞いた言葉を書き留めたもの。


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★夏は、やっぱり冷や汁でしょう!!と、久しぶりに作ってみましたが、イマイチだったかな?
お料理も精神衛生上、良さそうです^^”(チラリと見えているのはカミさんの穴子煮)


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★愛取材先でいただいた、北海道、仁木町のとうもろこし。美味しかった〜!!
甘すぎず、昭和な懐かしい味でした!!


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橘井堂二〇二一年葉月八日

退院して、ひと月が経つ。
早いな〜〜。
入院中のひと月は長かったかも。
高熱が続いてた頃はなおさら。

退院してすぐにオリンピックが開会したから、オリンピックの試合を観て過ごすことが多かったかな?
街が変わり、利権が渦巻く気配に翻弄され、さらにはコロナ禍での開催。
選手たちが、その矛盾の中で、それでも、やり抜くしかないと立ち向かう姿には、けれど心動かされました。
特に卓球の混合ダブルスの水谷隼選手と伊藤美誠選手の大逆転劇には、とてつもない精神と肉体の力を見せつけられ、励まされる想いでした。

体力は落ちましたが、時間はあるので、書架に納まらず、床に積み上げられた本の山をなんとかしようと、書斎の整理を始めたのですが、なかなか進みません。
もう、二度と読まないだろう、あるいは、この先、果たして読むことがあるだろうか?という本を容赦なくさばいていきます。
いらなくなった書類を捨て、机や納戸の中のごちゃごちゃを整理しようと思っているのですが、まだまだ時間がかかりそう。

緊急事態宣言中で猛暑が続いている事もあり、通院の日以外、ほとんど外出することはないけれど、夕方にリハビリを兼ねて時折、散歩に出かけるのが楽しみ。
公園のベンチでぼ〜〜〜っとして、おじいちゃんになったな〜〜〜ってな気分を楽しんでいます。

それでも、少しづつ、仕事の準備もしなければと、出版社の人と打ち合わせをしたり、入院中にできた新曲や、すでに録ってあるDEMO曲のアレンジのアイデアが湧いたので、久しぶりにスタジオに入り、コツコツ音源録りなど。 台本にも、目を通さなければ・・・。

けれど、あせらずに、ゆっくり、じっくり、再スタートしていきたいと思います。

あ、幼馴染の郷原信郎氏、横浜市長選出馬表明を撤回し、落選運動に転じた想いもYouTubeにアップされておりますが、先日対談した「郷原信郎の日本の権力を斬る!」(後半)も、よろしければ、是非、ご覧ください。

まだ見ぬ作品に向けて、現場からの生の声は、やはり、何よりも貴重なものです。

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★近所の公園から見上げる雲。まだまだ暑い〜〜〜!!


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★地元のスタジオ、Ledaにてレコーディング。完成までの道のりは長い!!??


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★愛器のギターたち。いずれも70年代のもので永く使っているけど、ストラトキャスターは45年前、初めてのまとまったギャラで購入したリアルビンテージもの!!^^


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橘井堂二〇二一年葉月二日

7月10日に退院後、通院は続いているのですが、自宅で療養中。
気がつけば、もう八月だ!!
入院で、筋力が衰えてしまったので、リハビリも兼ねて近くを散歩したり、井の頭公園でぼ〜〜〜っとしたり。
テレビでオリンピックの試合観戦したり。
入院中、家族がこの機会にと、家の掃除、整理をしてくれていて、ありがたや。
もともと、我が家の食事は塩分控えめで健康的な食事なんですが、老化には抗えず・・・といったところでしょうか?
まあ、体が丈夫なつもりできたので、無理とも思わぬ無理がたたってしまったのか?

これまで、常に台本のセリフを覚え続けてきたので、現場がないと気が抜けたよう。
いや、ここは、ゆっくり、気も心も休めなければ・・・。

そんななか、幼馴染の郷原信郎氏のYouTubeチャンネルで対談。
横浜市長選出馬表明をしている彼の応援〜っていうわけではないのですが、入院以前から一度対談したいねとは言っていたので。
元、東京地検特捜部検事、弁護士のノブちゃんには、ドラマで検事役などをやるとき、色々と相談に乗ってもらっていますしね。
幼い頃から今日までを振り返って、これからのことなども。

現実であれ、フィクションであれ、物の見方、考え方、生き方をどう自分の体に反映させるか・・・という意味でも、有意義な時間となりました。
郷原氏が弁護を担当した美濃加茂市長事件における法曹の世界のわからなさや、今回の横浜市長選の事など、これからの作品作りに大いに役立ちそうです。
田中康夫さんも出馬表明なさっているんで、それぞれの記者会見も拝見しましたが、アプローチは反対でも、皮膚感覚の違いに惹かれました。
皮膚感覚が感じられないものは、現実でもフィクションでも惹かれない・・・てことかな?
田中さんの会見、面白かったので思わず「なんとなく、クリスタル」「33年後の、なんとなくクリスタル」を読みましたが、ちっとも”なんとなく”なんかじゃなくて、ものすごく”具体”!!
70年代半ばの青山、原宿界隈が、単に恋しく思ってもしまいつつ、言葉にできない不安や、想いを伝えるには、何よりも”具体”が 大切なのだと、あらためて。

小泉八雲が、妻の節から怪談話を聞くとき、本を読むのではなく、自分の言葉で語りなさいと言ったそうですが、政治の世界ではいかに市井の人たちに自分の言葉を持たせず、考えさせないようにするのかが重要とされるのかな?などとも。
確かに、政治の世界で悪役をやるときには、そんな気配を大切にしていたかも。
”雰囲気”に流されるよう仕向け、具体を避ける言葉が、虚しく響ことが続いてきたかもですしね。

そうならないよう、現場復帰に向けて、体の回復とともに、物の見方をしっかりと”具体”として体に染み込ませなければ。

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★久しぶりに街を歩いたら、まだ昭和が残っていた。


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★井の頭公園の夕暮れ。


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★雨に濡れる、お隣のお庭の緑。


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★月が綺麗な夜でした。


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