雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十三年弥生二十五日

桜が咲いておりまする。
お隣のお庭の借景で、お花見しながらの夕食・・・申し訳ないです!!!!

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★お隣のお庭の夜桜。お借りしま〜す!^^;

そんな時間が持てたのは幸せなことですが、相変わらずドラマの撮影に追われておりました。
加えて、「タイムスリップ」 のリリースや「怪獣文藝」 の発売も重なり、ラジオに出演したり、あれやこれやでありました。

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★蒼々たるメンバーに加わって大胆にも怪獣小説「ナミ」を寄稿!! 本心は、ものすごく嬉しい〜!!!小学生の頃の自分に自慢してやりたいような・・・

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★28年の時を超えてタイムスリップした音源集「タイムスリップ」。 嶋田久作、夢野ワンダ、石川真希、佐野史郎のオリジナルメンバーのタイムスリップの盤はこれだけ!!。

横浜みなと映画祭「濱マイク大回顧展」のトークイベントに参列させていただいたり・・・。
濱マイクファミリーとも久々の再会!!

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★横浜、黄金町、濱マイクファミリー結集!! 塚本晋也、大嶺美香、永瀬正敏、鰐淵晴子、佐野史郎、林海象・・・この日は写真撮影解禁、この写真もネット上にあったもの。良い色だったからお借りします!!ゴメンナサイ。

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★久しぶりに濱マイクと再会!!

そんでもって新しいアルバムのレコーディングもしており、スタジオに籠っておりました。
今回のアルバム、なかなかに手応えアリ!!です。
リリースはまだ先ですが、詳細決まったらお知らせいたします。
タイムスリップも夏にはベスト、年末にLIVE盤の予定もあり、ここのところ音楽のことが続いています。
ライブも決まったらお知らせいたしますね!!

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★エマーソン北村、佐野、高田漣、GRACE、橋本潤でのレコーディング。 高田漣さんには2曲参加していただきました。いいよっ!!


映画も若松孝二監督「千年の愉楽」、君塚良一監督「遺体」、樋口尚文監督「インターミッション」 と同時公開中!!
どれも想いの深い作品です。
26日には銀座シネパトスで「インターミッション」のトークイベントに参加させていただきます。

ドラマも「ミエリーノ柏木」 がいよいよ最終回。BSジャパン「この世で俺/僕だけ」 、フジテレビ「リッッチマン,プアウーマンin ニューヨーク」 と続きます。
是非、ご覧下さい!!
リチプアの番宣で「ネプリーグスペシャル」にも小栗旬さん、石原さとみさん、浅利陽介さんと共に参加。
結果は・・・・?観てのオタノシミ!!

そういや、レコーディングの時、小学生のコーラスをお願いしたのですが、一人の女の子がそっと「ビブリア古書堂の事件手帖」 の文庫版を差し出してサインをお願いされました。

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★レコーディングに参加して下さった目黒グリークラブのメンバー達!!ありがとうございましたっ!! 楽しいコーラス、感謝、感激!!

なんか、すっごく嬉しかったです!!
若い世代や子どもたちが本を読まなくなっている・・・なんて話を聞くと、悲しい気持ちになるのですが、どうやらドラマとの相乗効果もあり、子どもたちが「ビブリア〜」に熱中している様子!!
乱歩ファンの「ヒトリ書房」の井上一郎役を演じることができて、本当に幸せでしたし、世代を越えて本の面白さ、楽しさを分かちあえればな・・・と思いました。
「ビブリア〜」放送後、こちらも何故か原稿依頼が重なっており・・・嬉しい悲鳴をあげております。
でもって江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」を読み直してみたら、ポーやホフマンと並んで、ガボリオの表記が!!
幻想怪奇小説は好んでも、どちらかというとミステリーや推理ものは実はそんなに触手が動かないのですが、「ビブリア〜」の影響でガボリオが気になってしょうがないこの頃です。

ゆっくり読書したいけど、どうしてもドラマや映画の原作や資料に追われてしまい・・・でも、そのおかげで素晴らしい書物にも出会えるんですけどね!?
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橘井堂二〇十三年弥生十二日

「ミエリーノ柏木」「リッチマン,プアウーマンSP」 とたて続けにドラマの撮影が終わったかと思いきや、月9「ビブリア古書堂の事件手帖」 のゲスト出演も続いており、他のドラマも含めて、あれやこれや・・・の日々。
まずは9日に若松孝二監督の最新作にして遺作となった『千年の愉楽』が無事、テアトル新宿ほかで公開初日を迎え、寺島しのぶさん、染谷将太さん、高良健吾さん、高岡蒼甫さん、井浦新さん、そしてワタクシとで舞台挨拶を務めさせていただきました。
若松監督がいないのは本当に寂しいけれど、監督の教えを胸に刻んで、これからも精進していかなければ・・・と、想いをあらたにしました。 キネカ大森、横浜のシネマジャック&ベティーと舞台挨拶ツアーを終え、打ち上げでは映画館の隣の中華屋さんで監督の大好物だった豚足にむしゃぶりつきました。
横浜には「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」から若松組の一員として監督から愛された、若手の顔ともいうべき大西満信さんもかけつけてくれました。
翌日も高岡蒼甫さんとTKPシアター柏に舞台挨拶に!!
こちらでも監督お気に入りのお蕎麦屋さん「竹やぶ」さんで若松プロのみなさんと打ち上げ。
若松監督、とにかく映画を撮り終え、ゆっくり美味しいものを食べ、おいしいお酒を飲むのが大好きだった方。
僕も、いったいどれほど監督にはお世話になったことでしょう・・・。
いや〜、美味しかった!!
これからも、出演者、全員そろって・・・とはなかなかいきませんが、全国各地、機会があれば「千年の愉楽」の舞台挨拶におうかがいいたしますので、みなさま、どうか、よろしくお願いいたします!!!

東日本大震災から丸二年が過ぎました。
どう想いを寄せても、どう語ろうとも、津波や原発事故の被災者の方々のことを心底分かることはできないのだろうと思います。
それでも、日本中が、いや、もはや世界中が対岸の火事として観ていられる状況ではないことは身体の奥底では感知しているはず。
ならば、それぞれが、どう生きていくのかと、自身に向きあい、問い続けていくしかないでしょう。
さて、どう生きるか・・・。
この国に対して、故郷に対して、仕事に対して、家族に対して、想うことは強くあります。
そのことは、やはり、日々の自分の仕事や生活とどう向きあうか・・・ということの連続でしか見えてこないのだろうと思います。
だから、自分にできることを、自分の目の前にあることをやり続けるしかないのだと思うのです。

様々な仕事を通して、そんな交流をさせていただけたなら幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!!!
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橘井堂二〇十三年弥生四日

3月4日。
誕生日。
58歳。
「さん」の「し」で「さんのしろう」・・・「さのしろう」。
シャレみたいな名前です。
でも「み」んな「し」あわせ「みんなしあわせ」にもなれるとも云われました。
「み」んな「し」ね・・・じゃ、物騒です。
そういや、こないだ近所で殺人事件がありました。
・・・人を思いやり、優しい人間でありたい。

ここのところ、ずっとドラマの撮影が続いていて、かなりハードな日々でした。
それ以外にも歴史番組や神話関連のトークイベントもあったり・・・。
昨日も島根大学が主催の歴史フォーラム が有楽町の朝日ホールであり、島根大学の学長、小林祥泰さんとアナウンサーの福島敦子さんと鼎談でした。
福島さんは松江南高校の後輩でもあり、この日は出雲地方、松江の空気でいっぱいでした。

神話、古墳、たたら・・・出雲の古代からの歴史を考察する講演もとてもわかりやすく充実したものでした。
荒神谷遺跡などから出土した銅鐸、銅剣、矛などのことや、たたら・・・日本刀を作るための製鉄の技術の具体的な解説などを聴いていて、思いました。

それらは、みな、当初は最新テクノロジーで、武器として進化して行ったもの。
それが、本来の機能を果たすために使われるのではなく、いつしか祭祀のための道具として人々にとって大切なものとなっていったこと。
現代と重ねあわせれば、やはり、それは核エネルギーでしょう。

天照らす太陽エネルギーを地上に召還してしまった以上、今度は、祭祀として荒ぶる神々を鎮めるべく祈らなければならないのだと。

島根半島、加賀の潜戸(くけど)の対岸にある原発の光景も対立するものではなく、神事として、天照大神を鎮めるよう、祈るべきだと感じるのでした。
スサノオ、ツクヨミ、アマテラスの三姉弟に、今一度、お伺いをたててみましょうか?
火継の儀式が続く出雲の地で、やらなければならないことが、今、あるような気がしてなりません。
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