二〇〇九年弥生七日
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54歳の誕生日は、フジフイルムの方々やRe:sの編集長、藤本智士さんらとフイルムカメラ、銀塩写真のイベントの打ち合わせ。
藤本さんから"THE BOOOK OF SHADOWS"っていう素敵な写真集をプレゼントしていただき、恐縮。
この写真集、必ず撮影者の影が写り込んでいる写真ばかりが収められているもの。
丁度、雑記帳で、イタリアのブラッチアーノで撮った湖面に写る自分の写真を載せたばかりだったこともあり、またしても、以心伝心。
Re:sのみなさんとは、そんな符合がたくさんあって、写真を巡っての旅は、まだまだ始まったばかりのようです。
★川平慈英氏と
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でもって、以前、5年間務めさせていただいた番組『特命リサーチ200X』のスタッフの方々や、おともだちが集まってくださり、お誕生会を開いてくださいました。
いやあ〜、なんだか、いい歳をして照れくさくもありましたが、キャストでは川平慈英氏が駆けつけてくれたり、東ちづるさんにいらしていただいたり・・・。
久しぶりにワイワイみんなでできて、とても、楽しかったです!!
何年経っても、あの番組、愛着があるのですよ〜。
また、スペシャルででも、できないかな〜?
お開きになった後、新宿、ナジャへ。
店に入るや否や、若松孝二監督が!!!
「お前、誕生日か、よし、シャンペンあけてくれ!」と、親分の心遣いに感激・・・。
幾つになっても、監督にはお世話になりっぱなしです。
また、新たな作品との出会い、期待しています!!!
春になり、また、身の引き締まるような想いで取り組まなければならない作品ばかりが続くなか、昨日は林海象監督の新作ショートムービーの撮影がありました。
変わらずに探偵の世界。
でもって、フェティッシュな肌触り・・・。
少女人形が出て来たり・・・。
好きな世界観に彩られた作品に参加できる喜びは、何事にも変えがたいもの。
で、そう言う時って、何故か、同じ様な題材が続いたりして、これもまた、以心伝心か、シンクロニシティか?
チェコのアニメーション監督で、シュヴァンクマイエル監督と並ぶ、イジィ・バルタ監督の新作が、まさに人形と人間の境を行きつ戻りつする世界観。
乱歩の「押し絵と旅する男」や、アンデルセンの「すずの兵隊」のような・・・。
日本語吹き替え版を、期せずして、やはり林組、常連の貫地谷しほりちゃんとやることになったのも、妙な縁でした・・・。
公開を楽しみにしていてくださいまし。
★貫地谷しほりちゃんと
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最後に、永きに渡って見守ってくださっているファンのみなさん、バースデイカード、お手紙、メールを色々いただき、ありがとうございました!!!
そして、お声はおかけくださらなくとも、ここを覗いてくださるだけの方々も、気にかけてくださって感謝!であります。
反省することの多い佐野ではありますが、54歳も、突っ走って参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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