橘井堂 佐野
2002年6月1日

状況劇場の後輩、音響の井手一記氏、他界す
同時期にいたわけではありませんが、状況劇場の後輩、井手一記さんが亡くなった……との訃報が届きました。
近年はJIS企画の舞台で一緒になることが多かったので、ショックです。
なんで、こんなに続くのだろう?
状況劇場は、役者は裏方も兼ねますので、色んなことをやるのですが、僕も音響効果係で、効果部の安保由夫さんや飴屋法水氏がやめたあと、その責務がいかに大変なものだったかを知っています。
井手くんはその後、状況劇場を経て、音響効果のプロとして自立したのですから、大した男です!
残念でなりません。
JIS企画では井手さんの上司にあたる藤田赤目さんからメールが届いたので、ご紹介しておきます。
ご冥福をお祈りいたします。


故井手一記、享年三十八歳、糖尿病が原因でした。
(株)アンテナを昨年夏に退社し、詳しい近況は知りませんでした。
3月には、入院していたそうです。
その後回復し、6月には仕事の予定を入れていた程です。

葬儀は、去る5月26日に蓮根の斎場にて営まれました。
喪主は夫人の清子さん。
状況劇場時代に知り合ったと、聞いています。
上の男の子は、小学校5年生、下の女の子は未だ3年生位。
涙涙の告別式となりました。

生前のご厚情を感謝致します。 合掌。

藤田赤目

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