橘井堂 佐野
2000年1月1日

エンケン祭り

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★左より遠藤ミチロウ、大槻ケンヂ、 原マスミ、小島真由美、佐野。
10月9日の松江でのMG30周年記念ライヴ、11月9日の松本隆作詞活動30周年ライヴに続 いて、12月12日には30周年記念ライヴ第3弾、遠藤賢司さんの「エンケン祭り」に出演しました。

原マスミくんとはエンケンのトリビュート・アルバムでいっしょに「ハローグッバイ」をやってるし、以前から二人でいっしょになんかやりたいねと話してたんだよ。お互い昭和30年会で同級生だし。原くんはフォーク・クルセイダースをやりたいって言ってた。
それで、今回のことではいっしょに「星空のワルツ」「ハローグッバイ」をやろうという話になり、その後でエンケンも一曲いっしょにやりたいということで「早く帰ろう」もやることになったんだよね。

ああ、それで佐野が唄った「ハローグッバイ」の最初のところが加藤和彦みたいだっ たんだ。

あれっ、そうだった? 高校時代に「カムトゥ・マイ・ベッドサイド」とかコピーしてたからかな。(笑)まあ、PAとかで結構変わることが、この3回で良く分かったね。
今回はエンケンの曲の中でも「不滅の男」みたいに力強い曲じゃなくて、三曲ともい じいじした曲でまとめてみました。(笑)オレは「早く帰ろう」とか好きなのかもし れないな。松江のMGのライヴの時も、打ち上げでBOWWOWのキョウベエとやってたし、 3コードだからやりやすいからかもしれないけど。

みうらじゅんさんの「満足できるかな」がなかなか良かったな。

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★活動30周年の遠藤賢司を囲む仲間たち。
みうらさんは、楽屋でもオーケン〔大槻ケンヂ)とエロ話ばっかりしてた。(笑)
ミチロウさんはあのスターリンの遠藤ミチロウさんだから、怖い人だと思っていたらいい人だったよ。年間200ステージもやってるんだってね。みんな、エンケンが好きな人たちだから、楽屋もなごやかだった。

エンケンといっしょにやったオムライス姉妹が強力だったね。ビックリしたよ。

ドラムのグレースはジョン・ボーナムみたいだったね。さすが、お父さんが砲丸投げの元・日本記録保持者だけあって、迫力満点だった。ベースのエリザベスは小さくて自分の身長ぐらいあるベースを弾いてるんだけど、これがまたいいノリしてるんだよね。ベスは二次会でも「私はもう失礼します」と言いながら、2時過ぎまでずっといた。(笑)
今回の仕切りは松本さんの「風待ミーティング」と同じ人だったんだよね。

それで一人二曲とか、同じようなパターンだったのかな。今回はバンド形式の人が少 なかったからか、進行が順調すぎるほどで、途中の休憩のDJタイムいやに長かった。 でも、湯浅学さんの選曲がよくて楽しめたけど。

「風待ミーティング」と「エンケン祭り」の両方にオレとカーネ ーションの直枝政広さん二人が連投しました。
湯浅くんとは、青山タワーホールでのコンサートがどうだったかとか、高円寺の次郎 吉でお客さんが15人ぐらいだったころの話をしてた。湯浅くんたちのエンケン発掘委 員会みたいなものは重要だよね。

「東京ワッショイ」のころ、宮益坂の方のワルツでのライヴに一緒に行ってたじゃな い。あのころはお客さんも多くて盛り上がってたよね。


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★10年以上のつきあいになるエンケン と佐野。
なんかエンケンはiMacを買ったんだよね。

そうそう、コンピュータ・ショップでヒカシューの坂上君(巻上公一?)に勧められたとか。

iMacのコマーシャルで流れるローリング・ストーズの「シー・イズ・ア・レインボウ」の二ッキー・ホプキンスのピアノが大好きだからとか言ってたよね。
うーん、エンケンの話は話し始めるときりがなくなるほど長くなるから、いつかまとめてやりましょう。

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